パニック障害に効く薬はありません。

例えば、風邪をひいたとき、あなたはどのような対処法をとりますか?

風邪に効く食べ物を食べる、水分をたくさん摂る、とにかく寝るなど自宅ですぐできる方法はいくつかありますが、やはり「風邪薬を飲む」ことをまず思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん、薬は頼りになるものです。しかし体そのものの自然治癒力が働いてこそ、薬の効果はより早く確実に現れるはず。

そして、パニック障害に関しても同じようなことがいえます。

症状の特徴である発作を抑える薬などがあるように、医師に相談すれば薬を処方されることがほとんどんなわけですが、そもそもパニック障害で服用する薬は症状を緩和、抑制することを目的としているので、病気自体を治すためには作られていません。

「パニック障害を治す薬」ではないのです。

ですから、早く治すためには薬で心と体を安定させつつ、環境や生活習慣を整え、前述した自然治癒力のように自分自身の心の強さを身につけるという、薬と生活改善を並行して治療することがいちばんおすすめかもしれません。

パニック障害は神経の病気でもあり、心の病気でもあります。ただでさえ現代人は気が張っている状態が多いといわれています。

できるかぎり自分がリラックスできる空間や時間を作ったり、睡眠をしっかり取れるようにベッド周りのインテリアなどを替えてみるのもいいでしょう。心にゆとりが生まれれば、パニック障害の症状も変わってくるはずです。

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